2015年11月23日

GAME ANALYSIS

GS_Tokyo2015

科学研究部(以下「科研」と略す)が行う競技分析は、柔道衣を握る位置、得点を獲得した技、罰則の内容、試合時間などを分析項目として設定し、対象とした試合、および大会の競技内容を明らかにすることを目的としている。競技内容を明らかにすることで、選手の特徴や、大会全体の競技傾向を把握することができる。競技分析によって得られた情報は、選手やコーチが試合における戦術や戦略を立てるために役立てられ、さらには、審判員の傾向や国際大会の流れを知るための材料にもなる。

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科研の部員は、主要な国際大会を撮影し、撮影した試合映像を再生して分析を行っている。対象の大会は、オリンピックをはじめ、世界選手権、マスターズ、グランドスラム、グランプリ、世界ジュニアなど、年間数千試合にも及ぶ。選手やコーチの要望に応えるため、必要に応じて科研の部員でWeb会議を開き、即座に対応できるよう努めている。競技分析で明らかにされた内容は、大会ごとに報告書を作成し、選手やコーチにフィードバックを行っている。また、一部の科研の部員によって、学会での発表や、柔道科学研究などの研究誌に論文が投稿されている。

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